マザーリーフ(ベンケイ草)はとにかく丈夫
ぼんちすとは真っ先に手をあげますね。
過去に枯らせてしまった植物は数知れず。
ポトス、モンステラ、テーブルヤシ、ソテツ、サボテン、シダ、アジアンタム、ポインセチア、サンスベリア、ユッカ、ペペロミアオブッシフォリア、スパティフィラム、ドラセナコンシンネ、サンスベリア、カポック、ベンジャミン、パキラ、ゴムノキ、トネリコ、ガジュマル、柿、桜、松、竹、梅、等々…
しかし、こんな観葉植物キラーぼんちすとでも、一度も枯らさずに育て続けている植物があるのです!
こんな感じに大きく育ちます。
ぼんちすとが育てているのはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属のセイロンベンケイと呼ばれている種類です。
マザーリーフは俗称で「はからめ(葉から芽)」とか「子宝草」とも呼ばれたりしていますが、やはりマザーリーフという呼び方の響きが一番好きです。マザーというだけあってこの植物はとてもたくましく、良く増えます。
葉はすこし厚みがあり水分を蓄えるので乾燥に強い一方、湿っぽいアクアポニックスの野菜ベッドでもちゃっかり根付いてしっかり育ち、成長も早く、地味ですが冬には花も咲かせます。これまでのところ病気になったことは無く、害虫に関しても一度だけアブラムシが付きましたがすぐいなくなり、悩まされることはありませんでした。
とても簡単に増える
葉を水に浮かべておくと、↑こんな感じで芽が出てきます。土の上からでも容易に芽が発生します。茎の途中からも出てきますし、もちろん地中からも新しい枝がいくつも飛び出してきます。
たくさん出た芽を鉢に移して簡単に増殖させることが出来ます。ほぼすべての苗が根付きますので、ひっくり返して地面に落とさない限り失敗はありません。
いや、地面に落ちてもそこから成長します!
セイロンベンケイソウは…明治後期、南洋航路の中継地だった父島に南洋から園芸種として導入され、野生化した。
小笠原諸島の急傾斜の岩場にあった自生の荒原植物(コゴメビエ、マツバシバ、イワヒバなどイネ科、カヤツリグサ科、シダ類)やコケ、地衣類を駆逐したと思われる。by wiki
((((;゚Д゚)))) バ…バケモン!
※他にもうちには ↓↓↓ グラパラリーフとセデベリアが何年も生き残ってはいますが、こちらは一年中屋外放置の多肉植物なのでちょっと観葉とは別枠です。
グラパラリーフは食用に出来る品種で以前記事にしました。
マザーリーフの唯一の弱点 寒さ
最強かと思われるマザーリーフですが、残念ながら寒さに弱いという弱点があります。
冬は枯れてしまうので気温が10℃を下回ってくると室内に移動させます。葉が赤茶っぽくなってきて、うっかり室内に取り込みを忘れると冷気に当たり枯れてしまいます。枝が見えて葉がスカスカ感がありますが、心配無用。途中からも葉が出て、気が付くとボリュームが復活していたりします。
室内では窓際の明るさ程度の光でも十分です。水やりも土がカラカラに乾いていたら与える程度。乾燥に強いです。
また冬から春にかけて花を咲かせます。こんな感じで花穂が伸びてきます。↑竿灯まつり(笑)そしてこんな色になります。(5月)
夏は直射日光に当たっても葉焼けは起きませんが,半日影の場所が良いと思います。西日に当たっても平気ですが、風が強いと葉は意外と簡単に落ちやすいです。
しかし葉が飛んで行った先でまた発芽します。タダでは起きないたくましさ!
これはもう、肝っ玉かーちゃんリーフ!!と呼んで良いのではないでしょうか。
同じ仲間に↓↓ こういう種類がありますが、こちらはWikiによると「シコロベンケイ」という名前だそうで、アロエに似た外見をしています。やはり同じくマザーリーフ・子宝草と呼ばれるそうですがちょっと子苗がびっしり付き過ぎていて、うちのセイロンベンケイと比べるとただならぬ雰囲気があります。(ちょっと怖い)
食べてみた
ちょっとですね、ある日何をとち狂ったか、葉もふっくらしてあまりにも美味しそうに見えたので、食べられるか試したくなったのですね。
いずれ食料難が来たときに非常食になるかもしれませんし。
【結論】 食べられない
まずかったですね…
知恵袋で毒性を尋ねている方もいましたが、食べない方が良いです。
マザーリーフ
花はあまり目立ちませんが、葉は一年中ツヤピカで小さくても可愛いですし、大きく成長すればリビングの大型観葉植物として存在感も十分です。
なにより丈夫で、一枚葉っぱがあればすぐ増やせます。
フリマなどで葉っぱを販売しているので鉢で購入するよりお得かもしれません。
我が家の最強観葉植物、マザーリーフのご紹介でした。