我が家のアクアポニックス
アクアポニックスは魚を育てながらその飼育している水を野菜ベッドと呼ばれる育成スペースに流し込み、また魚飼育槽に戻す、という循環システムです。
なんと、魚の排泄物が微生物の働きで野菜を育てる栄養に変換されるのです!
したがって肥料は不要で、土壌で化学肥料を使用して栽培された野菜よりも病気にかかりにくくなりますし、お気に入りの魚は飼育できるわ、ちょっとした野菜を家庭菜園感覚で収穫できるわで、一石二鳥のウハウハが手に入る、アクアリウムが趣味でガーデニングも好き、なんて方にお薦めの趣味といえます。
そんなに大規模でなくても大丈夫です。
我が家の規模はこんな感じ↓
下が魚の飼育槽、上が野菜ベッド。棚は錆が出できていますがホームセンターでよく見かけるおなじみのスチールラックです。
初めに場所を決めて、あとは要らなくなった棚や容器などを利用してポンプで繋げればシステムの完成です。
このシステムをとりあえずひとつ作製して季節の野菜を常時切らさず栽培しておくと、今夜のおかずにちょっと緑(野菜)が足りないな、なんて時に重宝しますし、たくさん収穫出来たときに調理保存しておけば、おかず不足の際に助かります。
上の画像の魚(鯉、金魚)は 我が家の従業員 。 現在はリタイヤして若手と交代中。
アクアポニックスの注意点は、野菜ベッドの苗の生育状態よりも水槽の飼育環境の方に常に注意を払っておくことだと思っています。飼育水の状態が良く魚が健康に泳いでいれば、おのずと野菜の生育も良いんです。『良好な飼育水=順調な野菜の成長』という感じがします。
魚の飼育にはpH(ペーハー)や硝酸塩濃度の管理などの知識も必要になってきますが、“雑・適当”が代名詞のような私でさえ、なんとか栽培の継続が出来ております。
魚を飼育しながら野菜も作れる循環型農業のアクアポニックスには大規模から小規模までいろいろあります。ぼんちすとのお薦めはファミリーサイズ!
「アクアポニックスやってみたい!」
そう思われた方、ぜひぜひ挑戦してみて下さい!!