「地球は人為的活動による二酸化炭素排出が原因で温暖化している。温暖化対策を世界中で徹底させて気温の上昇を防止しよう!」
ほんとですかね?
ほとんどのメディアで何年も前から叫ばれてきた地球温暖化の原因といわれている温室効果ガス説、「温暖化要因の9割は人為的要因であり、自然由来の要因はわずかなので考えにくい」のだそうです。エネルギー排出取引利権や原発利権の香りがプンプンしますが。
地球は寒冷化に向かっている!
太陽活動は約11年の周期で極大期と極小期を繰り返しており、これを「太陽活動周期」と呼んでいます。これまでの人間の歴史の中で数百年にわたって観測されてきている現象です。極大期には太陽活動が活発で気温も上昇、黒点数も多くなり、太陽からのエネルギーが十分に地球に届きます。極小期はその逆です。地球に届くエネルギーが少なくなります。
太陽からのエネルギーが減る分、太陽系以外からやってくる宇宙線が増えます。すると宇宙線は太陽活動の低下に連動して弱くなった地球の磁場にふりそそぎ、エアロゾルを生成、雲の形成を誘起しているというのです。
雲がたくさん発生するイコール日照不足ですね。雨も多くなり多潤で冷涼な気候となり作物は育たなくなります。
宇宙線増大による雲の多形成説はスベンスマルク効果と呼ばれますが、仮説扱いされてます。もちろんどんな説にも反対賛成があります。
学者だってたいていまっぷたつに意見が分かれます。「信じる信じないはあなた次第」というセリフがはやっていますが、管理人は主要な科学学会で認めていない説ほど逆に信頼性があると判断するひねくれ者です(笑)
これから寒冷化するで!たぶん!
1645年から1715年の30年間に太陽黒点数が著しく減少した期間があり、マウンダー極小期とよばれています。「この時期北半球では、冬は著しい酷寒に震え、暦の上では夏至であっても夏らしさが訪れない年が続いた」とあります。
日本では江戸時代、寛永の大飢饉が起こった頃です。全国的な大雨、旱魃、霜、洪水に見舞われ、凶作や飢饉が絶えなかったそうです。
歴史上この時期を含む14世紀半ばから19世紀半ばまでの頃を小氷期と呼んでいます。ミニ氷河期のことですね。火山の大規模な噴火もあり、日本では江戸の四大飢饉がこの時期ですね。
寒冷化するってこういうことです。食べる物がないから飢えで沢山の人が亡くなったり暴動が起きたりします。地球規模で混乱が起きます。
14世紀半ば~19世紀半ば
→小氷期
17世紀半ば~18世紀初め(30年間)
→マウンダー極小期
出典:Wikipedia
そしていま地球はふたたび極小期に向かっている!!
世界中の気温の低下
↓
世界中の作物の不作
↓
世界的な食料の不足
↓
世界最大の 食糧輸入国 日本の危機!
日本の食料自給率39%らしいですが、世界中で不作が続けばどこも自国で食べて行くことを優先させて輸出なんてしてくれなくなります。日本に食料が入ってこなくなります。今まで豊富に輸入できていた大量の米以外の主食や食材が不足するので、自国内で農業生産を高め、自給するしかありません。
しかし転換には時間がかかりますし気候の悪化に生産が間に合わないかもしれません。今地球各地で異常気象が増えてきていますが、日本ではそのような情報を見かけませんねえ。メディアが現実を直視したくない国民に忖度してわざと配信しないのでしょうか(笑)
食料が不足してきたら値上がりします。家族や子供に好きなものどころか、カロリーや栄養的に必要な食材さえ購入出来なくなり、食べさせてあげられなくなります。
自分から進んで情報を手に入れないと真実は目にすることが出来ないこともあります。テレビのバラエティやスポーツ番組を観るのも楽しいものですが、自然科学的な情報にもアンテナを立て、身の回りにジワジワと忍び寄ってきている環境異変に早く気づいて自分なりの考察を深めておく必要があります。
「ペンタゴンレポート」
米国防総省(通称ペンタゴン)で1996年にまとめられ、2003年にイギリスの新聞でリークされた秘密レポート。近い将来(~2025年まで)の気候変動と変動に伴う世界情勢の乱れを予測した極秘文書です。
アメリカは軍事、金融、エネルギーで世界の頂点に常に立つために徹底的に調査、シミュレーションしますよね。そして提出されたこのレポートに基づいて戦略が立てられ、自国を優位に動かしてゆくのでしょう。映画「ディ・アフター・トゥモロー」はこのレポートに書かれている内容がモデルになったそう。
8200年前、地球が一時的に温暖化となり異常気象が起き、直後に氷河期が訪れて環境が激変したという観測結果があり、ふたたびこの現象が近い将来に起こる可能性を報告しています。理由は温暖化によって溶けた氷山などの真水が海水に混じることによって起こる塩分濃度の変化。これが海流の流れの速度を変え、環境に絶大な影響を与える。海水温、地温、気温が低下して局地の寒気が欧米を襲うのだそうです。そのイメージが「ディ・アフター・トゥモロー」なんですね。この映画の他にも同じように凄まじい寒気が突然襲ってくるという映画作品がいくつもあります。
「Weather as a Force Multiplier: Owning the Weather in 2025」というこのペンタゴンレポートはPDFでネット上にあります。翻訳して一度読んでおくのも良いかもしれませんし、まとめサイトもありますから調べてみると良いですね。
やがて来る植物工場の時代
寒冷化の前に異常気象がやって来ると思われます。すでに各地で起きている気象の荒々しさに不安を抱く人も多いと思います。大規模な洪水や、台風の巨大化、コースの異常、最高気温や最低気温の更新など…
今はネットで世界のニュースも簡単に調べられますし、日本でもそのような世界の異常気象を紹介してくれるサイトも沢山あります。こちらのIN Deepというサイトは、あらゆる角度の視点から今後の地球人類の行く末を予測してくれています。いつも感謝して覗かせていただいているのですが、黙示録的でなかなかに考えさせられます。
これからこのような予測不可能な気象が起こると、地上で行う作物の栽培供給は安定しなくなります。今後はドームや建物を利用して、日照、気温をコントロールした室内栽培=植物工場を国や企業などがどんどん立ち上げて市場への出荷を増やしていくことでしょう。すでに何年も前からLEDランプの光でレタスが育つ、こんなニュースをメディアで見かけた人も多いと思います。
寒冷化はやって来る可能性大!今のうちに未来を予想して個人で出来る範囲で備えておくことも大事かと思います。
アクアポニックスは寒冷化への対策のひとつ
近い将来、個人やグループがハウスや温室で水耕栽培やアクアポニックスを運用してゆく、そんな時代が来るのではないかと管理人は思います。水耕栽培なら作物だけですが、アクアポニックスなら魚も食料として供給出来るので動物性たんぱく質源も確保出来ます。
ふだんから小さなアクアポニックスで飼育のコツをつかんでおけば、規模が大きくなっても対応出来ます。みなさんも自宅で今のうちからシステムを立ち上げ、近い将来に備えましょう!
ティラピアの刺身とトマト丼の方が豪華だろ