野菜ベッドのリニューアル
夏の終わりの2号機の用土リニューアルに引き続き、1号機も秋、冬に向けてリニューアルしました。シソなどの撤去です。9月15日の作業です。手前のシソを撤去。枝が太くなっていてノコギリ出動。だいぶ根が張っていました。あまり根が野菜ベッドに張り過ぎるとサイフォン効果に影響が出るので考えものです。来年はシソはプランター栽培になるかもしれません。今回スチールラックの一番上の棚ははずしてしまいます。日当りが少し良くなりました。用土にゼオライトを追加しました。従業員のミミズはそのまま再雇用です。売れ残りで半額だったパセリの苗をひとつなんとなく植えてみました。奥の方にはコリアンダーの苗を植えてあります。
台風が2度襲って来ました。特に9月30日の24号は風が強く吹き、翌日はこんな目に。これを機会に水槽の掃除です。
水槽のリニューアル
古くなっていた水槽の防寒材などを新しくしたいと思い、材料を用意しておきました。
アルミ材質のプチプチシートとスタイロパネルです。
汚れたポンプを洗い、従業員のオイカワをいったん取り出します。40匹くらいいました。昨年1~2cm程度の稚魚だったのが7cm前後になっていました。
このまま継続してこの水槽を使用する予定でしたが、縁がだいぶ紫外線にやられてモロくなっていました。そこで急遽押入れから衣装ケースを捜し出しこちらを使用、側面にアルミのプチプチ断熱シートを巻きつけ、底には断熱パネルのスタイロフォームを敷きました。前回66リットルだったケースが今回は75リットルにひと回り大きくなりました。水を張り、魚を水槽に戻して完了です。10月8日、9日の作業です。
園芸支柱で枠を組み、防虫ネットのカバーを掛けてみました。2日かかりましたよ、はぁ~疲れました!
野菜ベッドの上に見える黄緑色の苗は、9月半ばのリニューアルの際パラパラと蒔いておいた小松菜です。奥の隅に夏トマトの脇芽株を植えたものが育っています。
一般的に10月ともなれば虫の心配は無くなってくるのですが、今年は暑くてまだ蝶が舞っていたりするのです。いまだに日中がいつまでも暑くて困りものです。おかげで蚊もまだまだ活動しています。しかし夜は確実に気温も下がりつつあり、寒さを感じる夜もあります。そこで防虫と防寒の両方を兼ねるネットを掛けたのです。
(いえ、実はたまたま倉庫に眠っていたのを見つけたので掛けてみただけです、ダサいですが。笑)
ヒーター投入と水温管理
10月11日には少し早いですが水槽にヒーターを投入しました。サーモスタット付きの300Wヒーターです。水槽の容量に合わせたワット数のヒーターが必要になります。以前小さいワット数のヒーターを使用したところ、水槽の温度が上がらず真冬にティラピアの稚魚たちを死なせてしまった失敗があります。温度計も設置して水温がいつも適正か毎日見張る必要があります。
デジタル水温計は今回4回目の購入です。初めの2つはネズミにコードを齧られましたw
残りのひとつと今回新しく購入した水温計を同じ水槽に入れて正しく温度が一致するか確認してみました。あれ…
以前買ったテトラの水温計と今回のニッソーの水温計の温度が一致しません。何度か時間を空けて確認したのですが常に同じ温度差で違ったままでした。
しかしヒーターを26度設定で投入していましたので、どちらが正しいかは勝負ありでした。やはり新品のほうが正確ということでしょうか。テトラの方は約2度ほど、常に低く表示されるので捨てずにこのまま使うことにしました。ニッソーの方は2号機で使用することにしました。
ヒーターを投入し温度を20度以上に設置するのは、冬の間も野菜ベッドで栽培を続けるために窒素循環ではたらいてくれる微生物たちの活性が下がらないようにするためです。
冬の間野菜ベッドに何も野菜を作らないで冬越しするなら、ヒーターは入れなくても良いと思いますが、その場合は魚が金魚や鯉の場合です。熱帯魚のティラピアなどでしたらヒーターは必須です。(しかもゆとりあるワット数で)
ヒーターの設定温度は迷いましたが、後日とりあえず23度に決定しました。
あまり水温が高くても日本淡水魚や金魚たちにはストレスですよね…
以上で1号機のリニューアルは完成しました。
しかし…
今の季節はまだ良いのですが、真冬に26度の水温を屋外で保ち続けるにはどれだけ電気代かかるんでしょうね。昨年は1号機だけの温水稼動でしたが、今年は2号機にも投入予定です。温水のほうが野菜も早く育ってくれるのでその分収穫も楽しめるのですが。
最近は気候が過去とは違って異常気象も起こるようになってきました。昨日まで暖かかった気温がいきなり霜が降りてやられてしまう、なんていうことも有りえる時代になりつつあるように思います。早めの防寒対策は必要ですね。