キアゲハの幼虫、西洋パセリを喰いまくる
家の東側に60cmプランターを2個しつらえ、毎年野菜などを栽培しているわけですが、去年からワレモコウと西洋パセリを植えておりました。そのまま枯れることもなく年を越し…
で、夏の終わり頃、気が付けば西洋パセリの株には蝶の幼虫がわんさか!という状況になっておりました。卵や1齢幼虫から5齢幼虫まで、20匹はいたでしょうか。 親もおります。まだまだ 卵産みつける気まんまん!(笑) ↑↑西洋パセリはイタリアンパセリとも呼ばれ、せり科の植物でパセリの仲間です。葉は平べったいのですが、味はパセリのよう。
キアゲハの幼虫が大好きな植物です。キアゲハはアゲハチョウよりすこし黄色っぽくて、食草がせり科植物です。なのでセリ、パセリ、にんじん、ミツバなどを栽培していると必ず狙われますw
プランターに2株あった西洋パセリはどんどん食われてゆき、ワレモコウだけ残っています。
「おまえら、もうじきパセリ無くなっちゃうのにどうすんの?」
とか思っていたのですが、ある日、全員パセリの株から失踪!
案の定パセリの葉は食い尽くされ無くなってしまっていたので、食草を求めて移動したようです。しかし近くにセリ科の草はないので 「あーあ、かわいそうに…」と思いました。
みんな、お陀仏やな…
しかし5齢幼虫を一匹だけ近くで見つけたので、蛹(サナギ)になるのを手助けしようと室内に持ち込みました。
しかしなかなか蛹にならず… 一回脱走して行方不明になり、二日後にカーテン上部で蛹になっているのを発見!
虫嫌いが騒いでうるさかったのですが無視して↓こんな羽化補助装置を作りました。
羽化しました
そして窓際に置いておいたある朝おお~!羽化したー!!きれいだー!
羽の損傷も変形も無く、きれいに羽化成功していました。
「ぼんちすとのおかげで無事成虫やで!感謝せいや!」
などと関西人でもないくせに関西弁を恩着せがましくつぶやいた後、外は雨だったので雨が止んでから外に放そうとそのままカーテンに止まらせておいたのです。
そして 羽化した事を忘却!
翌日になって思い出し、あわてて部屋の中を探したのですが、蝶は行方不明に…
家中探したのですが見つかりません。
トノサマカエルも以前家の中で行方不明になり、その後見つかっていません。今回、蝶も行方不明。
せっかく羽化したのに本当に残念です…(反省)
どこへ行ってしまったのでしょうか…