図解 アクアポニックス
我が家のシステムをイラストで図解するとこんな感じです。
↑の記事と並べて読んでいただければよりいっそうご理解していただけると思います。別にまったく同じ資材を揃える必要はありません。
野菜ベッド容器
水槽
ポンプ
塩ビ管
これらをそろえ、設置場所を決め、加工して組み立てるだけ。
規模が大きくても小さくても、水が循環する仕組みは基本同じなので、自分のやりたいサイズで製作すれば我が家のアクアポニックス完成です。
特にアクアリストの方はポンプだの、ろ過装置だの、普段から扱っているおなじみの物ばかりなので、即アクアポニックスへの転換も簡単ではないでしょうか。
普段餌ばかり食べている大食い金魚の餌代もバカになりません!ちょっとアクアポニックスに変換させて野菜作りの従業員として働いてもらったらいかがでしょうか?
継続してゆくための理由を持つ
ぼんちすとがアクアポニックスを始めたのは、土壌から収穫する、水耕栽培から収穫する、という従来の栽培方法の他に、これらを合体させて循環システムを作り出し、魚も飼える、野菜も収穫出来るという珍しいシステムがあることを知ったからです。
魚を飼育する事も好きでしたし、野菜作りも好きです。アクアリウムとガーデニングの合体したこの新しいシステムがとても新鮮に映り、挑戦してみたくなったからです。水耕栽培でも収穫は出来ていましたが、水耕の溶液と魚の飼育水の管理を別々にするより、合体させていっぺんに済めば楽じゃん! というものぐさ人間の思考(笑)が突き動かしてぼんちすと家のアクアポニックスは完成しました。
完成させて実際に運用してみると、魚は病気に罹りにくくなり、野菜も簡単に栽培収穫出来ることがわかり、うれしくなります。
さらに最近は、温暖化などと言われ夏は異常に暑くなったり、世界各地でも様々な災害のニュースをネットなどから目にし、近年の気象変化が激しくなってきていることに気付かされることも増えました。地球は定期的に地殻変動なども起こすようです。災害で流通が止まるとまず食料が困ります。自給自足とまではいかなくても、新鮮な野菜が自宅で供給できる必要性を痛感するのです。
ぼんちすとのアクアポニックス継続のモチベーションはこんな理由です。
まあ、どんな理由であれ、せっかく立ち上げたシステムは生きている限り継続させていきたいと思っています。
小さな野菜ベッドですから一度にたくさんの種類の野菜を栽培することは出来ません。季節ごとに少しづつ色々な野菜作りに挑戦して、アクアポニックスに最適な野菜を見つけるのも楽しみの一つかもしれません。
ポンプを動かせる非常用電源に切り替えます。しかし、なかなか復旧せず魚が死にかけてきた場合は食っちまいます!
非常事態が訪れたときはもう非日常ですよね。お魚は従業員から食材へと地位が変わるかもしれません…
ぼんちすとはベジタリアンへの転換もただいま実践中です。うまく移行して道端の草だけでも生きていける身体になりたいと思っていますが、まあそれは理想です。
とりあえず、万が一非常事態になったときに、食べても美味しい魚種を飼育していた方が良いとは思ったりしています(笑)