本格的に学びたいなら「アクアポニックスアカデミー」
この画像は株式会社おうち菜園さん発行の実践マニュアル本です。↑
アクアポニックスをいざ始めてみたいと思っても、システムを持続させていくにはやはり多少の専門知識は必要になってきます。農業や生物学に詳しい方ならともかく、自然界の窒素循環のしくみや水質に関する化学的な知識などは、アクアポニックスを営む上では多少必要です。
アクアポニックスについて事前に知識を得ておく事は、安定したシステム運用のための近道です。おうち菜園さんには「AQUAPONICS ACADEMY」(アクアポニックスアカデミー)というオンラインと通学の2つのコースの講座があり、『アクアポニックスの基礎からビジネスまでを体系的に学ぶことができる、日本初の学校を開催。カリキュラムを通してアクアポニックスについての理解を深め、実践的な知識を身につけることが出来る』、とのことです。まさにプロの力!初心者にはうれしい講座が用意されています。
(以下画像 おうち菜園さんHPより拝借)
通学コースの教室は開催月によって東京や名古屋、大阪、宮崎など変わってくるようですので確認が必要です。開催地から離れていたり、通うのが難しい方はオンラインコースがあって便利ですね。(通学コースには3つの特典が付くそうです!)
おうち菜園さんとは
「アクアポニックス」で検索するとトップから以下ず~っと下位までおうち菜園さんが占めます。日本では一番良く知られた身近なアクアポニックスの会社だと思います。アクアポニックスに関連する資材の導入・販売や、学校形式の教育、海外視察などの人材育成、交流会等々、幅広い分野に渡って事業を手がけられています。
つい数年前まではあまり知る人もいなかった「アクアポニックス」。その知名度を上げたのはおうち菜園さんの力が大きいと言えましょう。
代表の濱田さんは、何カ国ものアクアポニックス農場の視察を精力的にこなされ、海外事情に大変精通されている農業ベンチャー起業家とのことです。
また最近ではアメリカアーカンソー州のHeifer International (非政府国際協力組織) へのコンテナ型完全オフグリッド農場の納品など、家庭サイズから大型農場サイズまで、多岐に渡る事業展開を進行中。今もっとも熱く活躍するアクアポニックス起業家ですね。
このプロフィールアイコンからもガンガン情熱が伝わって来ます!
アクアポニックスは、水産養殖と水耕栽培を合体させた新しい農業。魚と植物を1つのシステムで一緒に育てます。魚の排出物を微生物が分解し、植物がそれを栄養として吸収、浄化された水が再び魚の水槽へと戻る、地球にやさしい循環型農業です https://t.co/yca78awaqW
— Kengo Hamada(濱田健吾)アクアポニックスを広めたい (@aquaponic_s) January 30, 2016
さまざまなニーズにも応えてもらえる
●アクアポニックスを家庭版サイズで始めてみたい
●魚を飼っているのでアクアポニックス仕様に変更してみたい
●今の水耕栽培をアクアポニックス仕様に替えたい
●生態系を利用した無農薬無肥料の野菜作りをしてみたい
●学校や施設で教材としてアクアポニックスを利用したい
●店舗のショーウインドゥに人目を惹きつけるアイテムが欲しい
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●中規模サイズのシステムで家族分の野菜の消費をまかないたい
●大規模農場を経営して事業として収益を上げていきたい …等々
人によってやってみたいアクアポニックスの仕様は様々ですが、おうち菜園さんに問い合わせてアドバイスいただくのもひつとの手です。
またサイトにはショップがあり、アクアポニックスに最適な用土、野菜ベッドや魚タンク、ポンプ、システムキット、はてはティラピア生体までプロ厳選の品が販売されています。資材などをかき集める手間も時間も節約できそうです。
ほんちすともお世話になったマニュアル本
アクアポニックスを学ぶうえで、講座受講ではなく参考書を手に入れて自分でシステムを構築してみようという方には「実践マニュアルブック」がお薦めです。
(アカデミーで受講する方は特典で手に入ります)著者は海外の方ですが、翻訳、監修をおうち菜園さんがなさって販売しています。ありがたや!海外のアクアポニックスサイトなんて翻訳使ってもよくわからないですからね。
ぼんちすとが購入した頃より今はだいぶお値段がお得になっております。アクアポニックスについて詳しく判りやすく解説してありますので、わからない時はすぐひっぱり出して確認でき、大変重宝いたしております。
(ぼんちすとの思う)アクアポニックスの意義
ぼんちすとがブログサイトを開設したのは、“魚の飼育水で野菜も作れるアクアポニックスという有機循環農業”という存在を知ったことで、まず自分がシステムを作ってみて、とても新鮮で安全な野菜の収穫が容易に出来たことから、「こんな農法でこんなに野菜が出来ましたよー!」と見ていただきたかったからです。
また、将来訪れるであろう地球環境の変化による作物供給のバランス崩壊の恐れや、近年のアレルギー増加などによる世間の食品への安全志向の高まりを知れば知るほど、アクアポニックスという安全な無農薬栽培があって自給の足しにもなるんですよー!とお伝えしたくなったわけです。
そしていざシステムを作る際には、おうち菜園さんから発せられる情報やマニュアル本はとても参考になりました。ここでこっそりお礼申し上げたいです。
無農薬の野菜作りは有機農法や水耕栽培でももちろん可能です。アクアポニックスは魚あっての農法で、一味違ったとてもユニークで安全な農法です。
なによりも家庭サイズだったら、家でただ水槽に飼っている金魚や鯉が重要な役割を担う魚へと変身し、無農薬野菜の肥料の供給元となってくれます。
プロの力を借りればシステム構築は早くなりますし、講座を受講することもひとつの手です。理解がより深まり、就農、新規事業拡大などのさまざまな可能性が広がることでしょう。
なによりも子供たちと一緒に取り組めば、生態系を学ぶ事になりますから、とても良い情操教育になります。システムのDIYをしたりお手入れをしながら、お子さんとアクアポニックスを楽しむことが出来ます。
いかがですか!アクアポニックス、始めてみたくなりますよね!!
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