※ カテゴリータイトル「最近の野菜ベッド~」を、今月から「最近のアクアポニックス」に変更しました!
1号機 冬季栽培ミニトマトの惨状と新しい苗
2号機 イタリアンパセリのお手入れと新たな苗
1号機 冬季栽培ミニトマトの惨状と新しい苗
「最近のミニトマト 2019年-4月」の記事でもお伝えしたように、1号機のミニトマト3株は冬の寒気から上手く守ってやる事が出来ず、実はいくつか付けてはくれたものの、春になっても冷気にやられた葉は復活せず、4月15日撤去という結果となりました。
ミニトマトの株を撤去した1号機はゼオライトを少し追加した後、懲りずにまたミニトマトの苗が植えてあります。(4月19日に植えました)さすがにこれからは夏野菜の季節!気温も上がってゆく一方で栽培の失敗はなかろう、と楽観しておりましたところ…10日ほど経って、ん…?苗が黄色くなっているー!!!
ここで、良く考えてみると、おそらくミネラル不足が原因ではないでしょうか?
昨年秋の用土のリニューアルから半年経っており、その間魚のフンの供給と補助的に有機肥料(サングアノ)をパラパラと撒いただけで、他には特に肥料を使用していませんでした。
先日撤去したミニトマトの株、あれだけ育つには植物の三大栄養と言われる窒素やカリウム、リンなどの成分がたくさん消費されたわけですが、同じように微量栄養素であるミネラル成分もたくさん消費されてしまっていたはずです。
古いプランターの枯れた植物を処分し、再び新しい苗を植える際は必ず用土の再生のため、新たな肥料を加えますが、それと同じようにアクアポニックスの野菜ベッドにも新たな肥料が必要というわけでした!
植物の栄養素の必須である窒素に相当する成分はアクアポニックスの場合、魚のフンが硝酸塩に変化することでまかなえますが、その他の成分は魚任せにせず、人間が定期的に供給しなければならないですね。
その日の気分で適当に栽培しているので、あまり計画性を持ってアクアポニックス栽培しておりません…(自慢できませんが)
こんな風なミネラルの溶液をちょっと入れたかもしれませんが、記憶にありません…
ネットで調べてみると、苗の上のほうが黄色っぽくなってくる症状は、鉄(Fe)か亜鉛(Zn)の欠乏症のような気がします。
→ 住友化学園芸 肥料ナビ 肥料成分の働き
→ 島根県農業技術センター 生理障害データベース
他の項目も良く確認しろ!
マンガンの欠乏でも黄色くなるようです…。
というわけで、あまりにも素人過ぎてわからないので、とりあえず上の画像の「天然ミネラル剤-1」を再び今度はしっかりと使うことにしました。
この補助剤は、「欠乏しがちな微量要素を与えてやることによって、作物の光合成を促進し、食味もUP」とあり、「42種類の微量要素を抽出・濃縮した植物の元気回復剤」と説明にありますので期待大です。
しかし、植物に必要な微量元素が満遍なく入っているということは、特に欠乏している元素がある場合はその元素がこの補助剤だけでは足りないかも知れません。
そこでこちらの活性剤も購入して使用してみることにしました ↓メネデール!
なんか凄く効きそうではないですか?
鉄イオンが植物の細胞にとても良く働きかけて様々な効能があるようです。アクアリウムの水草にも良いそうです!プロも愛用、とのことで心強い?です。
こちらのメネデールを100倍に薄めて葉にたっぷり撒布いたしました。
はたして、黄色から緑の健全な葉に戻ってくれるでしょうか。
2号機 イタリアンパセリのお手入れと新たな苗
2号機のイタリアンパセリは食べても食べても減らないですね。
さすがに他の野菜も栽培したいのでお手入れし、株も抜いてだいぶ減らしました。右奥のスーパーで購入して根っこだけ植えたサラダセロリはちゃんと根付いて、必要なときは摘んでトッピングに使えるほどに元気になってくれました。ほんと、いい香りなんですが、家の者からは「臭い」と言われますね(笑)
そして、空いたスペースに万願寺唐辛子の苗を植えました。また、イタリアンパセリの葉が密集していたせいでしようか、葉が白っぽくなっており、うどんこ病が疑われるため「カリグリーン」を撒布しておきました。
今回、トラブルの対処のために使用したミネラル補助剤、活性剤、オーガニック薬剤。
はたして正しい対処方法だったのでしょうか?
日にちが経たないとわかりませんね。
→ 続 新たなるトラブル発生か!
…ご期待下さい(笑)