残ったミニトマト3株の状況

この情けない状況は4月15日のものです。
3月20日に上側の変色した葉を取り払って見た目だけ若返らせたのですが、3週間ほど経った現在は、もはや処置不能!といったところでしょうか…
まだ、夜はけっこう冷えて寒さが続いていたのです。日中の暖かさに騙されてあまり夜の冷え込みを気にしていませんでした。おそらく株の勢いもだいぶ衰えていたので、春になっても勢力は回復しなかった、という感じです。

トマトは3月頃播種、気温の上昇に伴い昼気温25~30℃、夜気温10~15℃で生育し、収穫は6月後半あたりから、が一般的です。
一年中出回っているイメージのトマトですが、冬季のトマトはビニールハウスで温度管理されて栽培されます。根も地上部の茎も葉も最適の環境を与えられます。

根はヒーターで暖められた20℃程の溶液温度でも、地上部は暖房なし!真冬の外気のまま…
いくら地上部をビニールで囲っていても、寒風は防げても気温の低下は防げず、対策をしなかった!
先月栽培を終了させた水耕栽培と同じ結果となりました。
冷気で葉にダメージ(変色)が与えられると、本来の栽培適正季節ではない気候ともあいまってトマトが健全に育たない!
このように(勝手に)推測しました。




そんな大文字で言われなくても、わかりますけどね。
これが室内でのアクアポニックス栽培だったら、冷気にやられず栽培は成功していたと思います。冬でも屋内栽培の鉢植えミニトマトがたくさん実をつけたように、季節に関係なく収穫出来たと思います。
また屋外でも、農家のビニールハウス栽培のようにしっかり野菜ベッドを防寒対策してヒーターで保温していれば、株も健康なままで栽培は成功していたと思います。



ということで、残念ながら屋外アクアポニックスの野菜ベッドでの冬季ミニトマト栽培は失敗ということで終了いたしました。
屋内鉢植え用土栽培 1月23日終了 まあ成功
屋外水耕栽培 3月20日終了 失敗
屋外アクアポニックス 4月15日終了 失敗
冬のミニトマト栽培企画3通りのコースは以上の結果となりました。
次回は今回の失敗を生かし、防寒対策しっかりして…
なんて…、多分もう冬にトマト作ろうなんて思わないと思います(笑)
冬場に簡易な防寒対策だけでも育つ野菜を見つけて、無駄な負荷を環境にかけずに栽培していきたいと思います。
1号機野菜ベッドの片付け
とうことで、1号機のトマトの株もパセリの株も撤去。まだ未練があるトマトの株(葉がまだ青い…)
一気に片付けました。
そして用土も少しくたびれてきたかな、とゼオライト追加。
気分です、気分!
手前にあったコリアンダーを右奥隅に移し、空いたスペースにこれから育てる苗を植えました。



これからは夏野菜の適期ですからミニトマトの栽培も成功できると思います。
期待はしないで下さい♪