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【ウォッチ】最近の~ 最近の野菜ベッド

最近の野菜ベッド 2018-11月

投稿日:2018-11-13 更新日:

※ 記事を追加しながら近況報告しております

1、2号機の様子

11月7日1号機ですが、手前の小松菜を間引かないとミニトマトに栄養が届かなくなりそうです。10日ほど前に有機肥料の粒を撒きましたが、まだ小松菜の葉には到達していないのでしょうか、葉っぱはまだ黄色が目立ちます。収穫してしまいます。

さっぱりしました。
こちらは2号機。後列のスイスチャードなどは巨大化しつつあります。手前のイタリアンパセリを間引き、間に生えていた小松菜などの小さな株も抜き、風通しを良くしました。抜いたり間引いた株は調理。胡麻和えといつもの定番パスタです。

本日は久々にEC値とpH値の検査をしてみました。

EC値とは  EC(電気伝導度)は、土壌中の水溶性塩類の総量を示し、塩類濃度の指標としてミリジーメンス(mS/cm)で表します。通常、硝酸態窒素含量との間に正の相関関係がみられるので、土壌中の硝酸態窒素含量の推定にも有効です。土壌中に硝酸態窒素が多いと、pHが低下して塩基成分が溶出しやすくなるため濃度障害を生じやすく、ECを高めすぎない管理が必要となります。また、ECが低すぎると土壌中の肥料成分が少なく、生育不良になります。 (農林水産省 土壌pH・ECの診断より)

ミニトマト水耕溶液   EC 1.5   pH    6.1
1号機          EC   1.0         pH    6.4
2号機          EC   0.2         pH    7.0
ジャンボックス池    EC   0.3         pH    7.0

EC値は簡単にいうと水中の肥料濃度と判断して良いと思います。
(ECの一般的な適正値は0.4~1.0です)
ECとpHの数値から水中の栄養状態が推測できます。

肥料濃度はEC(電気伝導度)検査で!pHと関連?

ミニトマトは水耕栽培ですからpHはこの数値でOKですね。少し溶液が濃いめでしょうか。(水耕栽培の適正pH値5.5~6.5とアクアポニックスの適正pH値6.5~7.5は違うのです。アクアポニックスは魚の生育環境に適したpH値と野菜栽培に適したpH値のの数値をとっているので少しアルカリ寄りになっています。6.8が理想です)
pHに関しては→ 野菜の種類による適正Ph値の違い を参照下さい。

2号機のEC値が低いのは野菜を間引かずにいたことが影響していると推測されます。今日間引いたのでまた次回の測定時まで様子をみたいと思います。魚を増やすか有機肥料の追加もありですが、魚もあまり同僚が増えるとストレスになるかも…。1号機のpH値が低めなので2号機へ何匹か引っ越すのも良いかもしれません。

ジャンボックス池の数値もEC値が低めで、ろ過槽に植えてあるウォーターマッシュルームに栄養が足りない、と推測されます。コメット15cm2匹と小魚15匹程度では釣り合わないのかもしれません。このジャンボックス池にはヒーターを入れていませんし、これから冬になり魚も植物も活性が下がるのでこのまま様子見です。今日の水温は17度でした。冬場は水質がアルカリ性になりやすいので気をつけたいと思います。

11月8日
1号機ミニトマトに蕾がありました!成長が楽しみです。

11月19日

7日に2号機のEC pH検査をしてから、今日再び検査してみました。
EC    0.1    えぇ…
pH    7.2
水温 19.1℃ (ヒーター20℃設定)

2週間もしないうちに再びドサドサと生い茂ってしまっています。前回EC値が0.2と低かったのですがさらに下がってしまいました。微生物による魚のフンの分解供給が追いつかないようです。様子を見ていて肥料の供給を考えなかったので当然ですが…。

2号機はまだ水槽に防寒対策をしていなかったので、本日は1号機と同じような仕様で防寒作業をしました。水槽(角タライ)からコメット、小魚たちを移します。小魚は勢い良くジャンプして次々と飛び出すので手が焼けます。金魚の扱いやすさが際立ちます。水槽の下にスタイロ板を敷き、周囲はプチプチシートで蔽います。日よけのシートを再び巻いて終了。魚は40匹以上いるのでこの60リットル水槽がちょっと小さく感じます。角タライなので1号機の衣装ケースと違って屋外使用でも紫外線劣化しずらく丈夫なのは良いところですが。いずれもうひと回り大きいサイズにしてあげようと思います。完了です。飛び出し防止の金属ネットが錆びてボロボロでしたので交換しました。
ECが低かった事を考えてヒーターの水温設定を23℃に変更しました。これで微生物の活性を少しでも上げられるでしょうか?あとは葉物類を収穫して減らします。けっこうどっさり収穫出来たので明日のおかずに利用しようと思います。pHが7.2と理想値の6.8からは少し高くなってしまっているので、ちょっと下げる工夫を考えようと思います。

ちなみに
1号機       EC 1.1 pH 6.6   (水温23℃設定)
ジャンボックス池 EC 0.3 pH 7.0       (水温14℃)
でした。

収穫野菜はいつものようにパスタになりました(^^) いつもながらワンパターンですが、ビーフを使用し家族受けを狙ったのに不評でした。盛り付けもまずそうですね(笑) スイスチャードはオシャレな野菜ですが味は…です。まあ、うちの家族の舌がおかしいのかもしれませんが。

11月20日

2号機のpHが少し高めだったので、テトラPH/KHマイナスという調整剤を使用します。手前の容器のものです。溶液を指定の倍率で水で薄めて使用します。1リットルほど投入しました。魚だけの飼育水ならばpH7.2でもまったくかまわないのですが、野菜は弱酸性を好むのでとりあえず使用してみました。まあ、アクアポニックス理想の6.8のpHを維持するのは至難の業です。気持ち下がれば十分です。

普通ここでpH調整剤を投入したら再計測するものですが、計測を忘れてしまいました。

家の者A
ありえん!認知では…?

ということで、1号機の魚の餌やり動画をお楽しみ下さい。

 

 

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