ぼんちすとのアクアポニックス 魚で野菜栽培 ぷちプレッパーブログ

アクアポニックス

② 根が張りすぎた野菜ベッドのリニューアル

投稿日:2018-08-29 更新日:

新しい用土

① 根が張りすぎた野菜ベッドのリニューアル からの続きです。

用意したのは 野菜ベッドに適した用土は? でもご紹介したひゅうが土ゼオライトです。

 

「ひゅうが土」という商品名は、ひゅうが土販売株式会社の商標登録です。

宮崎県で産出される「ぼら土」と呼ばれる軽石のことです。「軽石だが水に沈む」と販売店はサイトに記載しておりますが、始めに洗うときはめちゃくちゃ浮きましたw
しかし長く水に漬けておくと沈んできます。多孔質なので中に水が入りやすいのです。ただでさえそれなりの量の水を循環させますから、軽い土を使用した方が野菜ベッドを支える棚に負担がかからず安心です。大粒18L入りの袋を通販で購入しておきました。(ぼんちすとの棲息地域のホームセンターでは「ひゅうが土」を取り扱っておらず、購入出来ませんでした)

ひゅうが土に付いている粉を洗い流し、野菜ベッドへ入れる作業を繰り替えしました。
全部で4袋入れました。ベッドの容量の8割ほどでしょうか。

次にゼオライトを同じくよく洗って、ひゅうが土の上に3cmほど敷き詰めます。

ゼオライトは沸石と呼ばれる天然鉱物です。水質の浄化や土壌改良に使われますが、なによりもひゅうが土と同じように微生物が住みつきやすい多孔質であることがアクアポニックスに向いていると思います。それに重いので水に浮かないのがありがたいです。

今回購入したのは島根県産ゼオライトで、粒サイズが5~10mmのもの20キロ袋 1袋です。軽いひゅうが土の上に重いゼオライトを敷き詰めることで安定させます。
使用した量は袋の4割ほど。ひゅうが土(18×4)とゼオライト約8L合わせて80Lの計算です。
2号機の野菜ベッドのプラ箱は80Lサイズですので、ほぼ満杯に入れたようです。

ホースやシャワーパイプなどを元通りにセットし、水を入れます。これで用土の入れ替えは完了しました。用土交換のため魚の飼育容器の中で循環させておいたポンプを接続してサイフォン効果の確認をしました。

ばっちり成功です!

新しい用土は隙間だらけなので、汲み上げられた水はスムースに排水パイプに吸い寄せられ、排出。サイフォン効果は2ヶ月ぶりに復活いたしました!!
もう、2ヶ月ぶりに便秘が治った気分です!

水はにごっていましたが翌日はにごりも無く、きれいな水に戻っておりました。
久々に聞くサイフォン効果による間欠を繰り返す放出音。

ぼんちすと
もっと早くにリニューアルさせとけば良かった…

野菜ベッドに溜まるまでの静かな時間  3分54秒
ドバーっと放出される時間  55秒

ベッド内にヘドロや根っこが何も無い状態なので、この間隔の繰り返しになっておりますが、日にちが経つにつれ上記の循環時間も変化してゆくと思います。

ぼんちすと
次は絶対早めにリニューアルすると思う

家の者A
宝くじで 100万円当選する確立並みに ないない!

水質のチェック

さて、ひゅうが土は霧島山の噴出物の軽石なのでpH5~6の弱酸性とのことです。ゼオライトはpH弱酸性~中性とのことで、今回一気に土を入れ替えたので水質がどうなったのか気になります。
大きくpHが変化してしまうと魚たちに影響がでてしまうので、まずはpHチェックです。

  pH6.7
アクアポニックスでは守るべき水質項目の基準(安全値)があります。
アクアポニックスでチェックすべき水質の項目と基準値

pH                            6.5~7.5
アンモニア(NH3)         0.5mg/L以下
亜硝酸塩(NO2 ̄)      0.5mg/L以下
硝酸塩(NO3 ̄)             10~150mg/L
水温         20~28℃
溶存酸素量      2mg/L以上
GH                            ドイツ硬度 4~16°dH    (100~300mg/L)
KH                            ドイツ硬度  3~10°dH       (60~140mg/L )

pH6.7はこの基準値の範囲内ですのでセーフです。

他の数値はどうでしょうか、久々に テトラ テスト 6 in 1 試験紙で検査してみることにしました。

魚の飼育水をカップに取り、試験紙をくぐらせます。1分待ってからケースに巻きつけられている色の比較表と照らし合わせます。

検査結果

この試験紙は検査項目6種類をいっぺんに調べることが出来るお得な試験紙で、上から、
硝酸塩(NO3 ̄)
亜硝酸塩(NO2 ̄)
GH(総硬度)
KH(炭酸塩硬度)
pH
Cl2 (塩素)
の順番になっています。

結果は あかーん! ぼんちすとの地域の方言だと だめじゃんけ!です。
硝酸塩(NO3 ̄)と亜硝酸塩(NO2 ̄)の数値が高くなっています。
特にNO2 ̄が最高レベルの数値です。これは魚の糞や餌の食べ残しから発生するアンモニアがまだ大量に含まれていることを示します。

一番高くちゃダメなやつ…orz

ぼんちすと
そりゃそーだ!用土をすべて新しくしちゃって微生物が住み付いてないから、アンモニアが分解されるわけないわ、ははは…

家の者A
笑い事か?

よく魚 生きてるな…すまん…  そんな気持ちです…。

硝酸塩(NO3 ̄)の数値も高かったのですが、これはリニューアル以前の水質の時点ですでに高かったと推測されます。植えていたトマトやシソなどの野菜類が少なく、硝酸塩の消費が追いつかなかった、または魚の数が多かったということです。
つまり、お手入れをサボっていたので水質が悪くなっていたわけですね。

家の者A
プロフィールで「みんなにアクアポニックスを勧めたい」 などと書いてるくせにどの口が言う!

 

いえ、…知識はあったんですけどね …忘れていました…しかしその他の項目の数値はおおむね良さそうです。pHは低めですが弱酸性のひゅうが土のせいかもしれません。逆にpHが低めだったので、用土リニューアル中に溜まってしまっていた魚のフンから発生したアンモニアもさほど毒性を持たず、魚たちは無事だったのかもしれません。
(GH KH Cl などの項目の説明はアクアポニックスでチェックすべき水質の項目と基準値 で詳しく説明しております)

すぐさま水換えをしました。

半分ほど水を入れ替え再び試験紙でテストしてみたところ、亜硝酸塩(NO2 ̄)の数値が少し下がったようです。しかしまだまだ数値は高かったので、今後は野菜ベッドに早く苗を植え付け、アンモニアやNO2 ̄を分解する微生物が繁殖してくれるのを待ちつつ水換えを続け、NO2 ̄の数値を監視してゆく予定です。

これから季節は秋になりますので、今後の2号機ではどんな野菜を作ってゆくか、実はまだ思案中です。お店で良い苗を見つけるか種を発芽させてゆくか、決まりましたらまた記事にします。

用土をリニューアルした2号機のその後

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