スベリヒユ(Portulaca oleracea)
スベリヒユはアクアポニックスでも育てることが出来ますが、実は雑草なのでそこらへんの畑や空き地に生えています。7~8月の草です。肉厚の葉はゆでで刻むと粘り気が出て、納豆やモロヘイヤの代わりになりますし栄養もなかなかにあるようです。
プランターで育てられるので納豆を切らした時など重宝しますね。
【スベリヒユのニンニクゴマ油あえ】
太い枝からやわらかい葉を取り、茹でます
細かく刻み(粘りが出たほうが美味しい)、すりおろしニンニクとゴマ油、めんつゆで味付け
ホカホカご飯にのせ、卵黄を落として出来上がり。
卵焼きに混ぜ込んでも良いですね。
【スベリヒユのジェノベーゼ風】
まず茹でます。 オリーブオイル、バター、ニンニク、コンソメ、(好みでひき肉)を用意し、
細かく刻んだスヘリヒユ投入。よく炒めたらパスタにのせて粉チーズをふります。
ジェノベーゼ風などと名前をつけましたが当然バジルの味はしません。どちらかというとモロヘイヤに近い味。えーっ何これっ!とか言われたらシーザーサラダドレッシングでもかければ黙ると思います。うちはおしゃれとは真反対に位置しております。レシピが耐えられない方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと異文化をのぞき見る感覚で適当にスルーして下さい。
自宅以外の畑や空き地で手に入れる場合は、確実に除草剤や農薬がかかっていないものを選んで下さい。
セロリ(celery)の佃煮
セロリも種類があり、茎の太いもの細いものいろいろありますが、野菜ベッドではどちらも大きく育ってくれました。
今回我が家で調理したのはこちら、
サラダセロリという商品名のものです。
年末の頃スーパーにお安く出回っていたもので、バカ高い値段になっていた三つ葉の代わりに購入したものです。我が家では三つ葉もセロリも同じようなものです。
で、雑煮などに利用した後はどこの家庭でもよくやるあれ、「根元を残して水につけ、再生させる」というパターンで、水の入ったコップに入れる代わりにアクアポニックスの野菜ベッドに植えつけ、大きく育てたものです。数ヶ月で気が付くともっさり成長しています。
多少枝も硬くなっているところもありますが、気にせず調理。
ゴマ油で炒め、醤油、みりんで味付けし、コクが出るようバターを加えます。分量はすべて適当です。汁が残らぬよう煮詰めて濃い目の味にするのがポイントです。最後にゴマを振りかけて完成です。
熱々炊き立てごはんに載せていただきます。
硬いところが平気な人とそうでない人がいるようなので気をつけてあげて下さい。
セロリは三つ葉の代用になると思うのですが世間ではそもそも香草自体が苦手な人もいるようです。
食料危機とか、ハイパーインフレ(あっという間に物価が上昇してしまうこと)が来たらセロリ嫌いとか言ってられないと思うので、日頃からこんな保存食系のおかずで慣れておくのもプレッパー的には必要ですね♪
【追記 シソの葉】
夏の終わりにシソをごっそり処分しました。花が咲き始め、葉は小さくなり、もう栽培は終わらせる頃です。スベリヒユと同じように調理して今年のアクアポニックスによるシソとはお別れしました。刻んでニンニク、ゴマ油、めんつゆでお好みに味付け。たいていの香草はこの味付けでいけそうな気がしますが。いかがでしようか。