ぼんちすとのアクアポニックス 魚で野菜栽培 ぷちプレッパーブログ

【ウォッチ】最近の~ 最近のアクアポニックス

最近のアクアポニックス(+生き物) 2019-9月

投稿日:2019-10-01 更新日:

2号機 元気すぎるマリーゴールド

2号機はいまだマリーゴールドが次々と花を咲かせています。丈も伸びていて当分花を楽しめそう…

ぼんちすと
花は食べられないんだよな~

マリーゴールドは鑑賞には良くても食べられません。せっかくアクアポニックス栽培しているのに花ばかり生い茂ってもあまり嬉しくないです。

しかし、7月8月の記事でもご紹介したように、わが家のアクアポニックス野菜ベッド及び鉢植えの野菜たちはほぼすべてウイルス病にやられてしまっております。2号機のカボチャの葉に付くアブラムシ。8月に撤去したサラダセロリの株が無くなると、今度はカボチャの葉に取り付きました。アブラムシが付いた葉はウイルス病になって縮れてしまいます。

さらに9月の後半になるとマリーゴールドの葉にも異変が目立ってきました。葉の病気かと思っていたのですが、どうやらハダニのようです。葉の裏から汁を吸っているのでしょう。

しかもオートサイフォンが機能せず、ここ半月以上ただ飼育水が流れっぱなし。間欠しておりません。原因は大量のヘドロと根の密集です。用土(ひゅうが土)の適度な隙間が無くなってしまい、水がスムースに排水口に集まっていかないからと推測されます。根が常に水浸しになっていると植物に酸素が充分に届かなくなります。

しかし今のところ根腐れは酷くない様ですし、カボチャも育っているので完全に陽気が涼しくなるまではこのまま栽培を続けようと思います。

去年の今頃は野菜ベッドのリニューアル作業に取り掛かっていたのですが、今の時点で用土を交換し野菜を植え替えたとしても、今年はまだまだ虫も病気も多く、すぐまた同じ被害に遭ってしまうと思われます。なにせ周囲のブドウや桃の果樹園が消毒ばかりしているように、9月に入っても気温が高いままなので細菌やウイルスや害虫被害がいっこうに収まらないからです。

新聞では「せん孔細菌病」に襲われた桃の産地が一斉に防除に取り組んでいる記事を上げていました。
(因みにあのSSと呼ばれる消毒噴霧車両の威力や音って凄まじいのです。化学物質過敏症の方はとても耐えられないと思います…)

プロの経営する果樹地帯でもこれですから、ぼんちすと家の野菜ベッドが虫や病気で悩まされても仕方ありません(キリッ

家の者A
言い訳っぽく聞こえる

とはいえ、【朗報】2号機からバターナッツ収穫!

硝酸態窒素が溜まらぬよう植えたダメ元のバターナッツカボチャの苗でしたが、8月の日照が復活した頃から尻腐り病が治まり、なんとかこのように実を成らせてくれました。
傷も無くきれいなカボチャです。

2号機の野菜ベッドはだいぶくたびれてきていますが、はたしてまだまだいけるか??

今頃成長中 1号機トマト

夏の間病気になり、葉がすぐ黄色くなって成長しなかったトマト株ですが、9月に入ってからぐんぐん成長し花も咲いてきました。
下の奥の方の茂みはホーリーバジルの株です。(食べられませんが匂いは素晴らしい!)
こちらも9月から大きくなりました。↑↑↑ホーリーバジルの反対側にはトウガラシの株があり、大きく育っています。下の方の実は色付き始めましたが上の成長部はまだまだ育っていきそうです。野菜ベッドに作ったカワニナの飼育プールは安定して腐敗臭もしなくなっていますが、あまり貝のサイズは大きくなっていません。餌のタイミングや量がまだよくわからないので仕方ないのですが、植物の方には悪影響も無いようなのでこのまま飼育していこうと思います。

1号機のサイフォンもなぜか2号機と同じく間欠せず、だらだらと水がながれているだけになってしまっています。こちらの原因はカワニナプール埋め込みの影響か、野菜ベッド容器の底が変形してきて水平になっていないせいではないかと推測しています。

いまはトマト、トウガラシが勢い良く育っているので、これらを撤収した後リニューアルさせようと思います。

ということで昨年はこの時期、冬季栽培に向けて野菜ベッドの苗を植え替えていたりしたのですが、(ミニトマトの冬季栽培への挑戦だけは失敗しましたが^^) 今年はこの状況のままトマトとトウガラシの栽培を続けてみようと思います。

今年もパセリにお客さん

昨年イタリアンパセリのプランターにキアゲハの幼虫が発生した記事を書きましたが、今年も発生しました!今回はパセリのプランターです。パセリもイタリアンパセリも同じセリ科なので卵を産み付けられます。横にバジルの鉢植えがあるのですが、バジルはシソ科なので狙われません。

たいてい気付いた時には4cmくらいの図体になってます(笑)

羽化すれば綺麗な蝶になるので、パセリの無銭飲食ですが見逃してあげます。成長が凄まじく、2~3日経つと巨大になっているので驚きます。
(アブラムシがたかってます笑)

そして数日後には…
キレイに食い尽くして去ってゆきます。どこかでサナギになっているのでしょう。

家の者A
食い逃げ感ハンパないな

後日のキアゲハの幼虫の恩返し的なエピソードを期待したいと思います。

 

カブトムシのペア、愛の結晶を残す

こちらは8月の記事でご紹介したカブトムシのメスが生んだ卵から孵ったと思われる幼虫達です。おそらくこの他にもまだ数匹土にもぐっていると思われます。

よくわからないのは幼虫サイズが大中小あることなのですが…

カナブンあたりの幼虫が混じっているのかもしれません。しかし大きなサイズは間違いなくカブトムシの幼虫!

いい年して昆虫飼育などしたくもないのですが、今どき消毒だらけの果樹地域の町でカブトムシを見つけるというのも貴重なことかもしれません。来年無事成虫になったら近所の小学生にでも分けてあげたいと思います。

ホタルもそうですが、地域によっては昔は当たり前にいた昆虫達が、今では数も減って貴重な存在になりつつあります。特に都市部や慣行農法の地域ではなかなか見つけるのが難しくなっているのではないでしょうか?

個人の微力な飼育ではありますが、そういった消えつつある虫たちを少しでも翌年に繋げられたら良いなあ、と思っております。

これから盛り返してたくさん収穫出来るでしょうか!? 期待です♪

 

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