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【ウォッチ】最近の~ 最近のミニトマト栽培

冬期のミニトマト栽培は成功するか

投稿日:2018-11-04 更新日:

無謀な挑戦?冬のトマト栽培

トマトの栽培といえば一般的に3月頃播種、4~5月頃に露地への苗植えつけ、6~7月の収穫、夏植えトマトなら9月~10月頃までが収穫期となっています。

ぼんちすと
秋に種を蒔いてみた
家の者A
そこからもうおかしい…

ちょうどミニトマトの種が手元にありまして、 “冬に収穫できたら良いなぁ~” と思いました。どうせ冬は水槽ヒーターを使って野菜ベッドを暖めながらアクアポニックス栽培を続ける予定なので、ついでにミニトマトも栽培してみようという魂胆です。9月14日に種を蒔き、数日で発芽。(これは2週間後の画像)

3通りの栽培方法

ちょうど3ポットあるので

●アクアポニックスの野菜ベッド栽培
●水耕栽培
●鉢植え用土栽培

の3通りの方法で栽培してみようと思います。上の画像はひとつを鉢植え用土に移植したところです。9月27日の作業です。

アクアポニックスの野菜ベッドは1号機がリニューアルしたばかりで、スペースが空いているのでそちらへ植えつけます。奥一列の3株がトマトの苗です。水耕栽培用の苗はちょっと遅れて10月9日に容器にセットしました。100均の容器があったのでフタをくり抜いて苗をウレタン培地にくるみ容器にセット。3株あったのですが容器が2つしかなく、残りの1株は後で容器調達予定です。


水耕栽培と用土栽培の鉢は屋内で植物育成ライトとヒーターの力を借りて栽培します。
どの栽培方法が一番上手くいくか、結実まで漕ぎつけるか、さすがにこれから冬になりますので成功するとは思えませんが、楽しみに育ててみようと思います。

ぼんちすと
がんばるぞ!
家の者A
電気代がかかる嫌な予感しかしない

屋内の栽培コーナーを用意

10月5日

まず屋内に栽培コーナーを作り、とりあえず上の画像のようにセットしました。場所が無いので玄関です。

どピンクの画像になっておりますが、これは植物育成ライトの照明の色です。
このライトの色 苦手なのですが、植物を育成するのに効率的な波長の光を出す特殊なライトなので、今回の冬のトマト栽培に挑戦するためには必要なので我慢するしかありません。玄関は西向きでドアのガラス越しの光ではとても薄暗くて光量が足りないのです。

10月13日
9月27日に鉢植えした苗が半月でけっこう育ってきております。9日にセットした水耕栽培の容器も並べてあります。野菜の日照特性について という記事を書いてから、育成ライトのトマト苗付近の照度がはたして有効か?という疑問が起こりました。ライトと鉢との距離が違うと照度はどの程度変わってくるのか、光量を測定してみました。ライトと苗までの距離は約30cmです。ライトから約10cm真下では約5万LUXでした。
ライト直下から左に約20cm、苗の高さの位置の照度 約500LUX !?
ライトから約40cm直下、約6000LUX

あまりにも位置によって光量の数値の差が大きく驚きました。トマトは一般的な陽生野菜なので「光量は約5~6万LUXは必要」と野菜の日照特性の記事で学習しました。この育成ライトを使用するならライト直下の10cmの場所に鉢を置かなければ、十分な日照がトマトに与えられません。ライトの照射角度は60度とありました。なるべくライトの近くに鉢を置くようにしなければなりません。

「めんどくさ~」とぼやきつつ棚の改良しました。

10月21日

約1週間後の成長の様子です。
まず、1鉢に2株植えていましたが、1株1鉢に変えました。そして鉢の真上にそれぞれライトがくるように、ライトを2個に殖やしました。15㎝位上にライトがあります。
背後にはアルミの防寒シートを置き、光を反射させています。鉢の下にはペット用のヒーターを置いてあり、棚をビニールで囲ってあります。これで苗に必要な日照と温度が確保できました。小さなビニールハウスのような状態です。中の温度は常に22度くらいあり、1日13時間ライトを点けています。
その効果で苗がずいぶん大きくなりました。ミニトマトなので丈は伸びませんが横に葉が伸びて数も増え、張りも大きくなっています。
この画像は10月16日のものですが、同じ日に蒔いた種なのに鉢植えと水耕の苗のこの成長の違い…

鉢植えの苗の環境整備に手間取っていたので、水耕の苗には手が回らず、ただ栽培溶液に漬けていただけでした。ライトの直下にも置く事が出来ず、苗の生長が鉢植えとは大きく差がついてしまいました。

水耕栽培用装置の改良

水耕栽培の場合、光量も大切ですが根に酸素を供給すると早く成長します。そこで同じ棚に並べるのはあきらめ、屋外栽培に変更して、栽培容器の改造をしました。10月31日の作業です。

発泡スチロールの容器とヒーター、ぶくぶく用ポンプを用意。フタには3箇所苗を埋め込む穴を開けておきました。溶液を入れ、ヒーターやぶくぶくをセット。ヒーターは150Wです。20度設定。
(培養液の適温は15~20℃)苗を埋め込んで完成です。まだあまり根が伸びていないので箱のぎりぎりまで溶液を入れたので重量があります。園芸棚の一番下に設置して夜はビニールカバーで防寒です。根はまだこの程度。これから伸びるのでしょうか?照度は日が当たらない時間帯は6000LUX程。蛍光灯LEDを上部に取り付けてやっと9000LUX程度を確保。午前中は直射日光が当たるのですが、昼過ぎには日陰になってしまう場所なのが残念です。

水耕栽培、鉢植え用土栽培、野菜ベッド栽培、それぞれこの先、どのような成長を見せてくれるでしょうか?

結実に成功したら、味の違いも比べてみたいものです♪

最近のミニトマト 2018-11月

野菜の日照特性について

① 植物を成長させる波長

 

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